「頑張って離乳食を作ったのに、赤ちゃんが全然食べてくれない…」
「時間をかけて作ったのに、1口しか食べてくれなくて、挫折寸前…」
離乳食でいちばん挫折しそうになったのは、赤ちゃんが食べてくれないこと
まなママ
ママ友
わたしも1度挫折しそうになりましたが、そこから立ち直り、赤ちゃんが離乳食を食べてくれるようになった体験談をお話しします!
もくじ
離乳食を食べてくれなくて挫折寸前!
生後5ヵ月になってすぐに離乳食を開始。
一般的に離乳食は月齢5か月〜6か月頃に始めるのが一般的、少し早めかな?というくらいの時期に始めてみました。
なぜなら、赤ちゃんが食事をしているパパやママを嬉しそうにみますし、大量のヨダレでした笑。
ママ友
赤ちゃんの口にスプーンを入れると全力で拒否
育児書に書いてある通り、赤ちゃんを前抱きにして膝の上に乗せ、ダイニングテーブルに座りました。
いざ離乳食開始です。
ところが、離乳食を少しのせたスプーンを口に入れると、全力で拒否するのです…!
初日はパパと2人がかりだったこともあり、なんとか食べてくれました。
しかし、2日目からは、食事中に泣くようになりました。
小さじ1すら完食できず、ほとんど残してしまいます。
3日目以降は完全に察したようで、口に入れるとゴックンせずに泣いてしまいます。
せっかく慣れない10倍がゆを四苦八苦しながら作ったというのに、機嫌の悪い日は一口で終了。
パパやママが食事をしているとニコニコしているのに、どうしてだろうと悩みました。
お座りが遅い子だったので、まだ離乳食には早過ぎたのかもしれません。
このままでは、赤ちゃんにとって食事が苦痛なものになってしまうのではないだろうかと、不安にもなりました。
ママ友
こんなにも食べてくれないものだと思わなかったので、どうしたらいいか分からなくなりました…
まな
離乳食ひと口も食べてくれなくて、泣けてきたこともありました…
栄養士さんの「必ず離乳食は挫折する」という言葉に救われた
離乳食で挫折しそうなときに思い出したのは、市の離乳食教室に参加したときの栄養士さんの言葉。
「離乳食の進行表はあえて配りません。この通りに進む子なんてほとんどいませんから。離乳食はどこかで挫折するものと思ってください」
先が思いやられましたが、挫折の心構えができていたのは大きかったです。
とにかく「食べるということ」を教えることからスタートすることに。
離乳食は「どうせ食べないだろう」に心を入れ替えてみた
「食に関心がある」から「どうせ食べないだろう」に心を入れ替えて、再スタート。
まずはおかゆ作りから見直しです。
実はそれまでは、おいしく食べてもらおうとお米の状態から時間をかけておかゆを作っていました。
そこで、夕飯のご飯を少し余分に炊いて、雑炊にすることにしました。
あらかじて火が通っているので、煮る時間も短くて済みます。
そして、裏ごしではなく、ブレンダーで一気にすり潰し。
一度に大量にできるので、冷凍保存もすることに。
手間をかけなければ、こちらも残されて捨てることになっても抵抗がありません!
ママ友
離乳食はその第一歩。
負担に思わないように、続けていくことが大切だと思いました。
離乳食拒否の原因は、未知なる「食べること」への抵抗だった
離乳食を拒否されるママ達の情報をネットで検索する日々でした。
あるとき、同じような悩みを抱えている人の書き込みが「すとんと腑に落ちた」ことがありました。
「口の中に固いスプーンが急に入ってきたら、赤ちゃんだって怖い」
赤ちゃんの立場になって考えてみました。
突然かしこまった感じでテーブルに座らされて、それまではフニフニしたおっぱいしか口に入れたことがないのに、スプーンやおかゆを突っ込まれたら確かに怖いでしょう。
そこで離乳食は、あくまで授乳の延長として、そして新しい遊びとして、与えることにしました。
まな
離乳食の拒否を楽しく慣れさせて解決
リビングのソファに座って、クッションに赤ちゃんを横にして載せる。
これがうちの授乳態勢でした。
片方を与えたところで、一度中断。
赤ちゃんの好きな歌を楽しく口ずさみながら、そのままの姿勢でおかゆです。
泣いたら即終了し、もう片方の乳をすかさず与えました。
抵抗が強ければ、おかゆの硬さを変えてみようか。
それでも食べなければ、一度中断してもいい。
そんなことを考えながら半月後、なんとか小さじ1を食べきれるように。
育児書を見ると、次は小さじ2に進むように書いてありました。
しかしまだ浮かない表情で食べていたので、さらに1週間は小さじ1を続けました。
小さじ2にしても、量が増えることで嫌そうにすれば、食事はそこで終了。
本当に少しずつ、じっくりと慣らしていくように、おかゆの量を増やしていきました。
小さじ2のおかゆをぺろりと食べられるようになるまでに1ヵ月。
しかし、小さじ3(大さじ1)食べられるようになると、そこからはテンポよく量が増えていきました。
離乳食を楽しいことであると、赤ちゃんに覚えてもらいたい
そこからは、季節の野菜にも挑戦できるようになりました。
夏にもトマトやキュウリなど、おいしい野菜がたくさんあります。
飽きずに離乳食を楽しんでもらうように、色々な味を毎週用意したのが懐かしい。
かなりスローペースだと思っていましたが、検診などに行くとそれほど遅れはありませんでした。
急ぐ必要はないと思いますが、うちの場合スタートダッシュでくじけたので、早めに開始して正解だったと思っています。
焦らずにじっくり進められました。
離乳食は食べなくてもいいし、やめてもいい。親も子供も気楽でいることが大切
離乳食の量が増えてきたら、最初の数口は横抱きのまま与えて、途中からさり気なくバンボに座らせるようになりました。
そのうち横のまま食べるのを自分から嫌がり、バンボにすんなり座ってくれるように。
相変わらずリビングで食べていたので、絨毯が汚れないようにタオルを敷き詰めなければなりませんでしたが。
食事の前の授乳が不要になり、ダイニングテーブルで椅子に座って食べられるようになったのは、1歳前からです。
もうすぐ離乳食も完了ですが、今ではすっかり食べることが好きな子になりました。
相変わらずご飯は好きではないようで、おかずばかりを先に食べています。
しかし「まんまだよ」と声を掛けると嬉しそうに来てくれるので、離乳食も作りがいがあります。
食事マナーはもちろん大切です。
しかし、まずは食べることの楽しさを教えてあげたいと思いました。
親が追いつめられると、子供にその気持ちが伝わってしまい、食事が怖くなってしまいます。
ママ友
そういう軽い気持ちで、食べない時期を乗り越えていきましょう。
とりあえず、ミルクを飲んでくれてたりすれば、健康に問題ないですしね!
まなママ
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