みんな知らない食中毒の原因。家族を守るために知るべき原因と対策

食中毒の原因と対策

ひかり先生

暑くなってきましたね。暑くなると心配な事の1つに食中毒があります

一般的な注意点などはテレビ番組等でもよく取り上げられているので、今回は「えっ?」と思うような意外な落とし穴や、多くの人が勘違いしていることをお話ししますね。

子どもたちやパパがお腹が痛くなったりしたら大変だから、メモメモ!

まなママ

食中毒は匂いや味で判別できない!

ご飯を食べる様子

えーっ?匂いや味が変になっていなければ大丈夫じゃないんですか?

まなママ

腐敗菌と食中毒菌は別もの

匂いや味が変になってしまうのは腐敗菌の仕業です。腐敗菌が繁殖すると、食品が傷んだり腐ったりして、匂いや味が変になります。

しかし、食中毒菌は腐敗菌とは別もの!

食中毒菌にはブドウ球菌やカンピロバクター、腸炎ビブリオ菌、サルモネラ菌、ボツリヌス菌、ウェルシュ菌などがありますが、これらの食中毒菌で食品の匂いや味は変わりません。

ひかり先生

そこが食中毒の怖いところです

食中毒の発生条件:温度・栄養・水分

食中毒は温度、栄養、水分の3つの条件が揃うと発生します。

  • 温度:10~60℃で食中毒菌が繁殖。20~50℃くらいが繁殖にはもっとも好都合な温度です。
  • 栄養:人にとって栄養となるものは、食中毒菌にも栄養となります
  • 水分:水分の存在する食品や料理では食中毒のリスクがあります

 

ウェルシュ菌食中毒の原因メニューはカレーが多い

カレー

えーっ?カレーで食中毒なんて、あるんですか?

まなママ

2014年に京都で大学生ら約900人が、学食のキーマカレーを食べて食中毒になりました。2017年3月には、滋賀県でカレー弁当を食べた77人が食中毒に。これには幼児も含まれていました。

いずれもウェルシュ菌食中毒でした。

ウェルシュ菌による食中毒は、カレーやシチューが原因となることが多いのです。

ウェルシュ菌の特徴

  • 100℃で1時間加熱しても、生き残っている
  • 最適な繁殖温度は20℃~50℃
  • 嫌気性菌(空気を嫌う菌)

まなパパ

熱には強いけど、空気には弱いってことだね

多くの食中毒菌は75℃以上で1分間以上加熱すれば死にますが、ウェルシュ菌は熱に強いです。

ウェルシュ菌による食中毒になった場合、食後6~18時間後に腹痛や下痢や嘔吐などの症状が出ます。

一晩寝かせたカレーがヤバイ!

上記の食中毒事件は、いずれも細長い寸胴鍋で大量にカレーを作って、火のついていないコンロの上に常温放置した「一晩寝かせたカレー」でした。

加熱したカレーをそのまま寝かせると、ウェルシュ菌が大好きな20~50℃という温度に長時間置くことになります。これがウェルシュ菌を大量に増やすことになったのでしょう。

また、縦長の寸胴鍋は直径が狭く深さがあるので、空気が入りにくいです。これが、菌をやっつけることができなかった原因となって、食中毒が発生したのだと考えられます。

常温で一晩寝かせたカレーは、ウェルシュ菌が繁殖するための好条件が揃っています。

カレーによる食中毒を防ぐには

大量にカレーを作って作り置きして翌日や翌々日も食べたり、一晩寝かせるのではなく、その日のうちに食べきってしまうのが一番無難です。

食中毒の予防は菌を
つけない、増やさない、やっつける!の3つです。

「でも、カレーはやっぱり一晩寝かせたいなあー」と思う人は
1人分ずつタッパーなどに入れて冷蔵保存するのがベター(菌を増やさない)

鍋底を冷やして20~50℃を極力短時間で通過させる、小分けして冷蔵庫で保存するのも、賢い一方法です。(菌を増やさない)

温め直す時は
空気に触れるように、鍋底からよくかき混ぜましょう!(菌をやっつける)
できるだけ直径が大きい鍋や少し深さのあるフライパンで、かき混ぜながら再加熱するのがベターです。

菌を付けないためには、

  • 手をしっかり洗う
  • まな板は野菜用と肉・魚用を分ける
  • サラダやあえ物などの野菜料理を先に作ってから、肉や魚の調理をする
  • 調理用具は流水でよく洗う

などが大切です。

包丁の刃の部分だけ洗って、持つところは意外と洗えていないことが多いので、包丁の持ち手部分もしっかりと洗ってください。

ひかり先生

子ども用のルーを使えば、カレーは1歳頃からOKですが、食中毒には十分に気を付けてくださいね

レトルトカレーと冷蔵保存のカレーを勘違い!(ついでにおまけ)

最近はレトルトカレー以外に、冷蔵保存するタイプのインスタントカレーも販売されています。

冷蔵保存タイプのカレーをレトルトだと勘違いして、お母さんが常温保存していました。それを、子どもがレトルトカレーだと思って電子レンジでチンして食べて、激しい腹痛で救急搬送されたというケースもあります。

レトルトカレーと冷蔵保存のカレーを見間違わないように㊟!

 

キャラ弁は食中毒リスクが高い!

キャラ弁

キャラ弁…しんどいし面倒だし止めようよー!って思いながら、作ってます

まなママ

ママ友

私も同じ!誰がこんなもの、流行らせたのー?面倒だなあと思いながら作ってるよー

作業工程が増えると食中毒リスクも高くなる

ハムやチーズを型で抜く、それをピンセットでおにぎりに貼り付けるなど、キャラ弁は通常のお弁当よりも作業工程が多いですよね。

作業工程が増えれば増えるほど、食中毒リスクはUPします。バタバタと慌てて作ると、それも食中毒のリスクをアップさせてしまいます。

それに、ハムって生ものでしょー。食中毒対策に生ものはNGですよね。

使用する調理器具が増えると食中毒リスクも高くなる

包丁にまな板、鍋やフライパンだけではなく、キャラ弁作りには型抜きやピンセット、穴あけパンチなども使いますが、型抜きはキレイですか?ピンセットはキレイですか?

ママ友

そう言えば、ピンセットは汚いわ。時には時間がなくて手で触っているし、うわー!ヤバイねー。てへぺろ

これからの季節、キャラ弁は私は、お勧めできません。

まな

キャラ弁って食べにくい時があるし、ミスマッチの物がおにぎりに貼ってある時もあるよー

作り終わったら即フタをしてさあ、登園!これがヤバイ!

キャラ弁は作るのに時間がかかって、出来上がったら即フタをして、幼稚園や保育所へGO!という人もいるみたいだけど、これってヤバイです!

食中毒予防には、出来上がったお弁当は扇風機やうちわで、よーく冷ますことが大切。

よく冷まして、食中毒菌が繁殖しやすい20~50℃を素早く通過させましょう。すぐに蓋をすると、この温度帯が長時間続くことになります。

また、蒸気がお弁当箱の中で水滴になってご飯やおかずに水分が付いてしまいます。水分は食中毒には大敵です。

レタスの仕切りがヤバイ!

おにぎりとから揚げを仕切るため、いろどりを良くするために、レタスをお弁当箱に入れる人が多いですよね。しかしこれが、食中毒予防にはヤバイのです。

レタスはおよそ95%が水分です。レタスをお弁当箱に入れるというのは、水をお弁当箱の中に入れたのと大差ありません。そしてレタスは生もの…
食中毒予防の観点からは、野菜は火を通したものがベターです。
サラダを持って行きたい時は、タッパーなどに入れて他の物とは別にしましょう。

これからの時期は、食中毒には特に注意が必要です。

夏はあせもや虫刺されや熱中症や水辺の事故など、気を付けないといけないことも多いけど、この記事がママや赤ちゃんやお子さんの笑顔に繋がれば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です