うちの子どもは偏食?好き嫌いの原因と改善方法!克服まで!

うちの子供は偏食?好き嫌いの原因と改善方法!

好き嫌いがあるけど、どういう状態が偏食なの?

うちの子、食べ物の好き嫌いが多いんだけど、これって、ちょっと好き嫌いが多めなのか、偏食になるのか、どっちなんだろう?

まなママ

こんなふうに悩んでいるママさんも、多いのではないでしょうか?

偏食とは…? 栄養素が取れていない食事の状態

ひかり先生

「必要とする栄養素に偏りがある食事の状態」wikipedia

偏食とは必要な栄養素がほとんど摂れない状態を言います。
栄養のバランスを考えるうえで大事なのが「5大栄養素」

食事内容が、5つの栄養素が揃っていない状態が長く続く場合は「偏食」となります。

<5大栄養素>
・炭水化物
・たんぱく質
・脂質
・ミネラル(無機質)
・ビタミン

  • 炭水化物:ごはん、パン、うどん、そば、パスタなど
  • 脂質:植物油、バター、マーガリンなど
  • たんぱく質:肉、魚、卵、大豆や大豆製品
  • ミネラル:牛乳、ヨーグルト、海草、小魚など
  • ビタミン:緑黄色野菜、淡色野菜、果物など

それぞれの栄養カテゴリーで全く摂れていないものがあれば偏食となります。

ご飯は食べないけどパンやパスタなら食べると言う場合は、好き嫌いが多いという状態であり、偏食ではないと思ってもよいでしょう。

しかし、炭水化物がすべてダメと言う場合は「偏食」になります。

偏食ではないケース(具体的な事例5つ)

偏食ではない

好き嫌いと偏食は意味が異なるんですね。
例えば、こんなケースは偏食ではありません。

  1. 調理法を変えたら食べることができる
  2. 他の食品で代替え可能
  3. 一時的な偏食
  4. アレルギーで食べられない
  5. 栄養的に問題がない物が食べられない

①調理法を変えたら食べることができる

焼き魚はダメだけど魚フライは食べる、ホウレン草のごま和えやお浸しは食べないけどシチューに入っているホウレン草なら食べる…

これらは調理法を変えたら食べているので、偏食には該当しません。

②他の食品で代替え可能

ホウレンソウも小松菜もチンゲン菜もピーマンもダメでも、ブロッコリーやニンジンは食べる、と言う場合は偏食とは言えません。

ブロッコリーやニンジンだけでも、ビタミンAやビタミンCなどが摂れていれば大丈夫です。

③一時的な偏食

弟や妹ができた時に、一時的に食べ物の好き嫌いが激しくなって偏食気味になるケースはよくあります。

今までママやパパの愛情を独り占めしていたのに、弟や妹ができたことで不安になっているのでしょう。そういう時には、食べないことでママやパパの気持ちを自分の方に向けようとすることがあります。

そういえば下の子ができた時は食べなかったわー

まなママ

余談ですが、教育評論家のOさんは「妹や弟ができると言うのは、あなたの恋人にライバルが現れたようなもの。愛人ができたような気分なのよ。それでも妹や弟と仲良くできるのだから、子どもってすごいわよね」と言っていました。フフフ…!!

④アレルギーで食べられない

アレルギーの症状がはっきりと出るわけではないけど、検査をしてみたらアレルギーが判明するケースもあります。
大豆製品を全然食べないと思ったら、大豆アレルギーだったということもあるのです。

アレルギーだったと分かったときに、「ああ、そう言えば豆腐や納豆が苦いと言っていた!」というママさんもいました。

自分の身体に合わないものは、苦味やエグ味などの変な味に感じるようです。
苦いから・変な味だからと、食べないことで自分自身の身体を守っていたのかもしれません。

このようなケースは「偏食」ではないので、もう少し大きくなったら食べるようになったり、アレルギーが良くなれば食べられるようになるでしょう。

⑤栄養的に問題のない物が食べられない

私はお漬物や佃煮が苦手ですが、これらは別に食べなくても栄養的には問題はないので偏食とは言いません。
塩分の甥漬物や佃煮は、高齢者の場合は特に、塩分過多になりやすいので食べなくてもOKです。

お菓子が苦手という子もいました。友達付き合いの中で多少問題は出てくるかもしれませんが、お菓子は栄養的に必要なものではないので、偏食には該当しません。

好き嫌いは誰にでもあります

ある程度の好き嫌いは誰にでもあるので、あなたも食べられないものが1つや2つはありますよね?

少し極端な例かもしれませんが、「嫌いな物なんて1つもありません」と言う人でも、今までに食べたことのないカエルの肉やヘビ等のゲテモノが出てきたら、食べられないのではないでしょうか?

嫌いなものがあってもいいんです。

偏食であるケース(具体的な事例2つ)

偏食であるケース

今度は逆に、こんなケースは偏食です。

  1. 野菜が一切食べれない
  2. 発達障害で食べられる物がほとんどない

①野菜が一切食べれない偏食のケース

<野菜が全くダメだったT君>

私の甥っ子のT君は、野菜が全くダメな偏食の子でした。

勿論、親もあの手この手で野菜を食べさせようと努力をしました。
しかし、タマネギもブロッコリーもトマトもキャベツもホウレンソウも…etc、etc、
ありとあらゆる野菜がダメだったのです。

お好み焼のキャベツを指で1本1本摘まみ出す、ハンバーグの中のタマネギやニンジンやコーンとミンチ肉を分けて食べるという徹底ぶり!

おまえ、そこまでやるのか⁉ 根性あるなあ…と開いた口が塞がらないですよね。

もうここまで徹底して野菜を食べないと、親も「仕方がないかも。野菜を食べなくても元気ならまあいいか」となっていました。

ある日、T君(当時6歳)のおじいちゃんとおばあちゃんが心配して「なんとか野菜を食べさせることはできないか?」と私に相談が来ました。ちょうどお正月でみんなが集まる時に、私が考えたのが人参ゼリーでした。

人参をオレンジジュースで煮込んでピューレ状にして、いろいろなフルーツと共にゼリーにしたのです。

試作品を食べたおじいちゃんやおばあちゃんやT君のお父さんやお母さんが「これなら大丈夫だわ。多分食べるわ。さすが栄養士やねー」などと言ってくれて、私はすごく嬉しい気分になっていました。

みんなでお節料理や子供たちの好きそうな肉料理等をワイワイとにぎやかに楽しく食べている時もT君は野菜は一切食べません。それを見たおじいちゃんは、悲しそうな心配そうな顔でした。

そこでおじいちゃんが「T君!ゼリー食べるか?」と言ってみると、「ウン!食べる!」とT君。

みんなが「よっしゃ!」と心の中でガッツポーズをしながらT君の様子を見ていると、1口2口食べた後に「ペッ!」と吐き出して
「これ、人参やんか!だれがこんな変なもん作ったん!?もう、変なことせんとって!」とスプーンを放り投げて怒ったのです。

「ああ~失敗かあ~」と私はガッカリしました。おじいちゃんやおばあちゃんもガッカリした顔をしてました。

ひかり先生

実は、だまして食べさせると言うのはあまり良い方法ではないのです。

この方法が成功しなかった時は、それ以降「また、だまされているんじゃないだろうか?」と、余計に警戒心を高めてしまいます。だから、苦手なものだと分からないようにして食べさせるという方法は、非常にリスクがあるのです。

私は「余計なことをしてしまった…」「ますます偏食が激しくなるかもしれないなあ…」と落ち込みました。

 

このT君のように、野菜全般がどんな調理法であれダメだと言う場合は「偏食」と言えます。

ちなみに偏食だったT君ですが、現在はアラサーになりました。
3人の甥っ子の中で、一番野菜もしっかり食べる大人になっています。会社の健康診断も異常なしです。

まなパパ

子供の頃、どうして野菜が全然食べられなかったのか、よう分からんわ。なんでだったんだろうなあ?今は野菜もモリモリ食べてるよ

②発達障害で食べられる物がほとんどない偏食のケース

<発達障害で食べられる物が、わずかしかなかったNちゃん>

息子が通っていた幼稚園に、食べられる物が3つか4つくらいしかない、という子がいました。

しかも、その3つほどの食べ物はスパイシーな物や酸っぱい物ばかりです。かきの種(おかき)、らっきょう、キムチ、カレー(肉なし)でした。

Nちゃんは後に、発達障害で極端に食べられる物が少なかったと分かりました。
発達障害がある子の中には、極端に食べられる物が少ないケースもあります。

Nちゃんはその後、幼稚園や学校の給食で少しずつ食べられる物が増えて行ったようです。

食べることができるものが極端に少ない場合は、このような発達障害が背景に隠れているケースもあります。

Nちゃんのように食べられる物が片手くらいしかないなどと言う場合は、おそらく偏食以外にも、育てにくさや個性の範囲を超えた違和感等を感じていると思います。
小児科医や病院の発達外来や子どもセンターなどに相談することをおすすめします。

偏食の原因は?どうして偏った食事になってしまうの?

偏食の原因

ママ友

うちの子は全然野菜を食べてくれないの…
どうして偏食になっちゃったのだろう… 原因はなんだろう。

普通に育ててきたはずなのに、うちの子はなんで偏食になっちゃったんだろう。
この記事を見つけたということは、そんな悩みを抱えているのではないでしょうか?
偏食にはいくつか原因が考えられますので、1つずつみていきましょう。

偏食になってしまう原因8つ

  1. 嫌な食体験がある
  2. 未知の食べ物に対する恐怖心
  3. 本能的に受け付けない
  4. 食感や温度や匂いが嫌
  5. お腹が空いていない
  6. 親も偏食
  7. 我慢することが多い
  8. お金がない

偏食の原因には、上記のようにいろいろな背景があります。
偏食だけではなく、食べてくれなかった時の原因もこれらが該当することが多いです。

①嫌な食体験

バナナを吐いてからバナナが嫌いになった、友達が吐いていたものが食べられなくなった等の食べ物に関する嫌な体験があると、食べられなくなることがあります。

②未知の食べ物に対する恐怖心

食べ物の好き嫌いが激しくなるのは、2歳頃が多いです。

この頃は次々に今まで食べたことのない食べ物に挑戦する時期ですが、初めての体験は、やはり怖いのです。大人も初めて食べるものは、ためらいがあるのではないでしょうか?

③本能的に受け付けない

苦味や酸味は毒の味だという警戒心が、人間には備わっています。
野菜は苦味に該当するので、本能的に危機管理能力に優れていて、苦いものを避けているのかもしれません。

④温度や食感や匂いが嫌

冷たすぎる、熱すぎる、歯ごたえが嫌、においが嫌で食べないと言うケースも多いです。

私が勤務していた病院の調理師さんはピーマンが食べられないと言う人が多かったのですが、どうしてか分かりますか?
その病院では1回に500人分くらいを作っているのですが、段ボールに何箱分ものピーマンを切っていると、匂いがすごいのです。

疲れている時にピーマンの匂いが鼻について、それから苦手になった…という調理師さんが少なくありません。
私も、1日中青ネギを刻んだ為にその後数年間、ネギが食べられなかった時期があります。

食感は、「高野豆腐はスポンジを食べているみたいだ」と言った大学生がいます。
「スポンジなんて食べたことあるの?」などと思わずからかってしまいましたが、「こんにゃくはゴムみたいで嫌だ」も良く聞きます。

温度ですが、以前冷製パスタを作ったら「冷たいスパゲティなんて嫌だ」と言われたことがあります。
その人の中では、スパゲティー=温かい料理という方程式があったのでしょう。

⑤お腹が空いていない

塾の帰りにハンバーガーを食べたり買い食いをしたりすると、夕食が食べられなくなって好きな物だけ食べて終わり、となるのも無理のない話です。

中学生頃は反抗期もあって、親が作った食べ物よりも塾や部活帰りにみんなで食べる物やお惣菜でOKとなる子も時々います。

⑥親も偏食

お母さんやお父さんが嫌いなものは、食卓に登場することがあまりありません。
親が偏食だったり栄養に無頓着だったりすると、子どもも偏食になりやすい傾向があります。

⑦我慢することが多い

大人でも我慢することが多い日々が続くと、「好きな物を食べよう!」となりますよね。子どもも同様です。

我慢しなければならないことが多いと、せめて食事くらいは我慢しないで好きなものだけを食べよう!となってしまいます。

⑧お金がない

新型コロナで長期間の休校となって、「給食が唯一の栄養源だという子もいるのに」と多くの人が心配しました。

おかずまで買うお金がない場合、ご飯とふりかけとなってしまい、偏食へと繋がって行くことがあります。

偏食による健康への影響や弊害、体にどんなことが起こる?

ママやパパが一番心配なのは、

偏食だと健康にどんな弊害があるのだろうか?

まなママ

という事でしょう。

偏食による健康への影響6つ

  1. 便秘
  2. 風邪をひきやすい
  3. 免疫力の低下
  4. 発育不良や老化促進
  5. 生活習慣病
  6. 生理不順や心の病への影響も

①便秘

野菜嫌いで食物繊維が不足すると、便のかさが少なくなるので便秘しやすくなります。

消化するための第一段階である唾液の基質はデンプン、胃液の基質はたんぱく質、膵液(すい臓から分泌される)の基質はデンプンや脂肪やたんぱく質、腸液の基質は麦芽糖やショ糖や乳糖などが関係しているので、野菜だけではなく栄養のバランスが崩れると、消化にも影響します。

②風邪をひきやすい

緑黄色野菜やレバーやウナギに多く含まれるビタミンAは、目に良いビタミンとして有名ですが、鼻や喉などを覆う粘膜の材料にもなっています。

冬至の日に風邪をひかないようにとカボチャを食べますが、カボチャにはビタミンAやビタミンEが多いので理にかなっていると言えます。

ビタミンEは、抗酸化作用の強いビタミンです。皮膚の老化や血管の老化を防ぐので「若返りビタミン」と呼ぶ人もいます。

ビタミンAの多い食品:豚レバー、ウナギ、ニンジン、ホウレン草、カボチャ
ビタミンEの多い食品:カボチャ、アーモンド、サンマ、キングサーモン、

ビタミンA・C・Eがまとめてとれる食品:カボチャ、ブロッコリー、パプリカ、ホウレン草など

③免疫力の低下

免疫力が低下するから風邪をひきやすくなるのですが、近年、免疫力とビタミンDとの関係が盛んに言われるようになりました。

ビタミンDをしっかりと摂っていると、インフルエンザに罹るリスクが42%ダウンする、と言う研究報告もあります。

ビタミンDを多く含む食品:キクラゲ、キノコ類など、日光を浴びた食品。
キノコ類は食べる前にベランダや庭などで日光に当てると、ビタミンDがUPしますよ。ザルなどにキノコを入れて日光浴をさせて太陽のパワーを与えましょう。日光に当てる時間は30分くらいでもOKです。

④発育不良や老化促進

私たちの骨や内臓や皮膚を作っているのは、たんぱく質などの食べたものに含まれている栄養素です。
なので、偏食が激しいと、発育不良や老化を促進するリスクもあります。

栄養は単独では働かず、チームで働いています。

例えば、カルシウムだけを一生懸命とっても骨にはなりません。カルシウムを骨まで運ぶのがビタミンD、カルシウムを骨にとどめているのがマグネシウム、骨へのカルシウムの取り込みを助けているのがビタミンK、カルシウムの吸収をUPさせるのがビタミンCなど、チーム一丸となって働いています。

チームを構成している誰かが抜けると、チーム力は大幅にダウンしてしまうので、バランスよく食べることが重要です。

⑤生活習慣病

近年、子どもや10歳代や20歳代の前半から、生活習慣病である高血圧やⅡ型糖尿病になる人が増えています。

これらは、乱れた食生活や乱れた生活習慣が影響しています。偏食が長期間続くと、大人になってから生活習慣病を発症するリスクも高くなります。

※(注意)
Ⅱ型糖尿病と書いたのは、糖尿病には2種類あるからです。
糖尿病の9割以上は生活習慣の乱れから来るⅡ型糖尿病と呼ばれるタイプですが、1型の糖尿病というものもあります。1型糖尿病は遺伝や自己免疫疾患の1つと考えられていて、生活習慣病ではありません。またインスリン注射が必要です。
1型糖尿病の子が贅沢病だと勘違いされて、嫌な想いをすることがないようにと願います。

⑥生理不順や心の病への影響も

たんぱく質はホルモンの材料なので、不足するとホルモンバランスにも影響を及ぼすことがあります。

また脳の機能やうつ病などもホルモンが関係しているので、これらにも影響が及ぶことがあります。

その他、偏食は様々な影響を及ぼす可能性があります。

教科書通りにはならないので過剰に心配する必要はありません

上記のように、偏食は多くの弊害があると教科書には書かれています。

しかし、偏食の子が意外と風邪をひかずに皆勤賞だったり元気だというケースも珍しくありません。その①で紹介した、食べられる物が4つくらいしかなかったNちゃんも、幼稚園は皆勤賞でした。

ママ友

うちの子は何でも食べるのに、何度も風邪をひいて休んだわ。なんでやねん!

栄養に気を付けているのに、よく風邪をひく子はいます。手洗いの問題や、汚い手でよく鼻をほじっている子は風邪をひきやすいということもありますが、人の体は教科書通りに行かないことも多いです。

病気になるのは栄養だけが原因ではなく、ストレスや遺伝や環境など様々な要因が複雑に絡み合っています。

食べられる物がたくさんある方が楽しいよね

できれば、少しでもいろいろな食べ物を食べて欲しいですよね。

小学校に行って給食の時間が苦痛となったり、時には「おまえ、また給食残すのか?ちゃんと食べろよ」などと、友達からつらく当たられるリスクもあるかもしれません。

では、偏食や好き嫌いはどうしたらいいのでしょうか。
改善方法を確認してみましょう!

偏食や好き嫌いの改善方法

偏食や好き嫌いの改善方法10

  1. 食材の調理方法を七変化させよう!
  2. 切り方が違うだけで食べた!
  3. お皿を変えたら食べた
  4. 匂いや食感を変えよう
  5. 間食が多すぎませんか?
  6. 保育所や幼稚園でよく取り入れられている方法
  7. 他の人との食事で改善
  8. 魚を食べないこと決めつけられていた例も
  9. 野菜を育てる、料理に参加する
  10. 栄養の知識をつける

①食材の調理方法を七変化させよう!

カボチャ1つでも、煮る、焼く、蒸す、揚げる、炒める、和えるという料理法があります。

さらに味も、醤油味、カレー味、ケチャップ味、酢の物、バター味、梅味、マヨネーズなどなどetc、etc…
ポテトチップのフレーバーでも色々とあるのだから、料理となると、もっともっといろいろな変化が可能なはずです。

②切り方が違うだけで食べた!

案外、「うちの家の切り方」と言うのが、どこの家にもあるようです。

私の作る味噌汁の青ネギは小口切りですが、ある日友達の家の味噌汁の青ネギが斜めぶつ切りでした。うちの息子はネギが苦手だから食べないだろうな、と思っていたら食べていたのです!

帰宅後に聞いてみると「えっ?あれ、ネギだったの?」と…

いつもと違う切り方だったので、ネギとは思わずに食べたようです。私から見ればどこからどう見ても、大きいネギなんですけどねー。フフフ(うちの子ってアホやね…)

そういえば、パパの実家とうちの実家じゃ切り方が違うものって、たくさんあるわー

まなママ

また、3~4歳くらいまではまだまだ大人と同じ切り方だと、大きすぎる・固すぎるという事も多いです。

③お皿を変えたら食べた

この料理はこのお皿、と決めていませんか?
お皿を変えただけで食べた、という例もあります。

形を変える、切り方を変える、お皿を変える、盛り付けを変える…
それだけでも、子どもにとっては違う料理だと思ってしまうようです。

④匂いや食感を変えよう

小学生くらいになってくると、嫌いな理由も少しずつ言えるようになって来るでしょう。

高野豆腐はスポンジみたいだから嫌と言う場合、調理法を変えて食感を変えると食べてくれることも多いです。(克服レシピはあとで紹介します)

レバーの匂いや魚の匂いが嫌だと言う場合は、ショウガやレモン汁で匂いをカバーするのも一方法です。また、レバーは牛乳に漬けておくと匂いが和らぎます。魚は熱湯をかけてから水気を拭いて焼いたり煮たりすると臭みが少ないです。

⑤間食が多すぎませんか?

「空腹は最大のごちそう」と誰かが言っていましたが、お腹が空いていたらどんな料理もごちそうになる、という意味です。

間食は1日の総エネルギーの10~20%程度と言われています。6歳の子なら150キロカロリー~250キロカロリーくらいの間食が適量になります。

ファーストフード店のシェイク1杯は300キロカロリー前後という商品も多いし、メロンパン1個は400~500キロカロリー、フルーツや生クリームたっぷりのパンケーキは800キロカロリー前後もあります。思っている以上に高カロリーなので、夕食が好きなものを少し食べて終わりになっても当然でしょう。

⑥保育所や幼稚園でよく取り入れられている方法

保育所や幼稚園では、「量を減らす」という方法がよく用いられています。

みんなに大さじ6杯分くらいを盛り付けた後に「減らしてほしい人」と、量を減らしていきます。
2杯分にしたり、小さじ2分の1にしたりするのです。
すると、意外と食べてしまう子がいます。
中には、グリーンピースを1粒だけにして「今日は食べるマネだけでOKにしようか」と言うと、食べてしまった、というケースもあるようです。

⑦他の人との食事で改善

その①で紹介した野菜全般が全くダメだったT君、いつ頃からどのようにして食べられるようになったのでしょうか?

T君は特に偏食を改善しようとか克服しよう!と試みたことはありません。

しかし給食以外にも、子供会の集まりやキャンプや部活の合宿等、大勢で食べる中で他の子どもが食べているのを見て「食べてみようかな?」というパターンが何度もあったようです。

そんな時にまさか、お好み焼のキャベツを摘まみ出したりハンバーグのミンチ肉と野菜を分けて食べたり、そんな格好の悪いことはできません。嫌でも食べているうちに、次第に食べられるようになったようです。

また、好きな子ができると、野菜だけ除けて食べるだなんて格好の悪いことはできませんよね。

私も、好きな人の大好物を自分も好きになろう!と、あまり好きではなかったものを頑張って食べて好きになった経験があります。懐かしいなー。「恋」の力はすごいですね。

<いろいろな食体験をすることが重要です>

狭い範囲の中で「偏食だ」と言っていることもあります。「うちの子は全然野菜を食べない」と言っている人もが試したことのある野菜が、10種類に満たなかったというケースも…

食品成分表に載っている野菜は150以上もあります。

⑧魚を食べないこと決めつけられていた例も

「うちの子は魚を食べないから困るわー」
これは私の母が、近所のおばちゃんたちによく言っていたセリフです。

確かに魚の骨が嫌で、骨のある焼き魚や煮魚は食べませんでした。でも、アジフライや白身魚のフライ、ツナ缶や刺身や握り寿司など、骨のない魚料理は食べたのになあー。

母は、私が「魚を食べない子」と思い込んでいたので、私には魚料理は全然出て来ませんでした。

この例のように、決めつけているだけ…というケースもあるのでは?と思います。

⑨野菜を育てる、料理に参加する

自分で育てた野菜は愛着があるので、食べるケースが多いです。プチトマトなどをベランダや庭で栽培するのも良い方法です。

子どもに料理の一部を担当させるのも、良いでしょう。ヘタを取るだけでもOKです。

⑩栄養の知識をつける

栄養学部に入学してきたころは、お菓子が食事という感じだった学生も、1年生の終わり頃にはバランスよく食事ができるようになります。
私も、高校生までは苦手な野菜は多かったし嫌な体験から牛乳が飲めなかったのですが(小学校の時に牛乳の臭い匂いのする雑巾の思い出が…)、栄養学を学んでからは好き嫌いが激減しました。

小・中・高校で栄養に関することを学ぶことで、「食べなくちゃ!」と思う機械も増えるでしょう。

市が主催する健康フェアや、健康系の学部のある大学祭などに子供を連れ出して、栄養のイベントに参加するのも良い方法の1つです。栄養に関することを学ぶ機会を増やしましょう。

待ってみることも大切

嫌な食体験がある時は、待つことも大切です。

我慢することが多くて、「食事くらいは好きなものを食べる!」と、なっていないか?なども一度見直してみましょう。

私の守備範囲外ですが
お金がないから”ふりかけ御飯”などと言う場合は、借金があるなら「法テラス」に相談し、貯金も収入も少ないなら「生活保護」の申請をしましょう。働いていても生活保護を申請することは可能です。水準よりも少ない金額を補ってもらえます。

偏食が改善しなくても、無理やり食べさせることはやめましょう

私が子どもの頃は、給食を食べ終わるまで教室の隅の方で食べさせられる時代でしたが、今はもう、そういうことをする学校はないでしょう。

ご家庭でも、食べないからと言って無理強いはNG!必ず食べられない理由があるはずです。

また、その①で書いているように、分からないようにだまして食べさせると言う方法はリスクも伴います。だまされた!という体験が余計に警戒心を高めてしまうこともあるからです。
メリットとデメリットを天秤にかけて、方法を考えましょう。

偏食の改善体験記・偏食改善レシピ

クリスマスパーティーで偏食を克服した事例

ある時の子供会のクリスマスパーティーは、持ち寄りでした。

予め、あみだくじで野菜料理を持ってくる人、肉料理担当、デザート担当、サンドイッチなどと決めておいて、当日それを持参してクリスマスパーティーに参加します。

私は野菜料理担当だったのですが、手の込んだ料理を作る時間がなく、スティック野菜の揚げ物を作って行きました。

<スティック野菜の包み揚げ>
グリーンアスパラ、ナスビ、ニンジン、カボチャ、大根を細長くスティック状に切って、餃子の皮で巻いて(2~3センチほど頭は出してました)油で揚げたものを、紙コップに立ててテーブルに置きました。

その横には、ケチャップ+ソースのディップや、マヨネーズ+明太子のディップ、味噌マヨネーズのディップ。

すると、子どもたちが次々に手で摘まんで持って行き、食べていたのです。

ママ友

えっ?うちの子、野菜苦手なのに、食べてるやん!

意外と大根にハマる子もいましたよ。

手で持って食べられるというのも、ハードルを下げる一方法です。

大人のおつまみがウケた

大人のおつまみとして作っていた、れんこんチップス&ごぼうチップス(青のりをまぶして)&かぼちゃチップス。これが意外と子供たちに人気でした。

大人用に作ったのに、チップスにすれば、食べるのね・・・

まなパパ

美味しいものは、いつも子供たちに取られる…

サラダのミートソース和え

サラダにミートソースをかけて和えたら食べた!

おそらく、サラダの線キャベツなどがモゴモゴして食べにくかったのではないかな?と思います。ミートソースで和えることで、モゴモゴが解消されて食べやすくなったのでしょう。

そして、好きなミートソース一緒だから食べやすかったのかも。
ミートソース以外に、ハヤシライスのルーやカレールーでもイケそうですね。

親子丼は食べなかったけど、うどんは食べた

食べてくれなかった親子丼・・・
でも親子丼の具をうどんに投入したら、食べた!

子どもって単純?複雑…??

この話を聞いて、筑前煮の残りをうどんにぶっ掛けたら、食べた!という人もいました。

レシピ1.魚嫌いな子に

エビチリやエビマヨなら食べるけど、切り身魚はダメという子もいるのでは?

そう言う子には、エビの代わりに白身魚を使うのも一方法です。
タラなどの白身魚の骨を取って、一口大に切り、あとはエビチリやエビマヨと同様の作り方でOKです。

肉料理の大半は、肉の代わりに魚でもできます。

酢豚を豚肉の代わりに魚で作る、フライドチキンではなくフライドフィッシュ、鶏肉のトマト煮をサバ缶やイワシ(開いたもの)で作る、タンドリーチキンの液にぶりの切り身を漬けてつくるタンドリーぶり、焼肉のたれに切り身魚を漬けて焼くなど、好きなメニューを魚で作ってみるのも一方法です。

レシピ2.高野豆腐はスポンジじゃない!

「スポンジを食べているみたいだから嫌だ」という人が多い高野豆腐。

煮物だと、スポンジっぽくなりますが、それ以外の調理法ならスポンジが改善します。
(私はスポンジなんて食べたことないから、よく分からないかも、だけどね。フフフ)

硬いまますりおろして使う、水で戻してから細かく切って使うという方法もあるのですよ~。

<すりおろして使う>
・ハンバーグのつなぎに
・炒り卵を作る時に混ぜる

<フレンチトースト>
水で戻したら、通常のフレンチトーストと同様の作り方です。

<高野豆腐のきなこ餅風>
水で戻してから水気を切って。片栗粉をまぶして油で揚げます。
揚げたらすぐにお湯につけて、きな粉+砂糖をまぶします。

<高野豆腐のチンジャオロース>

水で戻した高野豆腐を細長く切って、チンジャオロースの肉の代わりにします。

高野豆腐も肉料理の肉の代わりになるケースが多いです。

レシピ3.レバー料理

大学時代の実習でレバー料理を作ったとき、「レバーは無理…嫌だ(涙目)」と言っていた学生も、「これなら食べられる!」と言って、まるでかりんとうでも食べるかのように食べていたレシピを紹介します。

<レバーのゴマ揚げ>

① 豚レバーは牛乳に浸して血抜き&臭み抜きをし、ペーパータオルで水気を拭きます。
② ①を細い千切りにし、片栗粉と黒ゴマをまぶします。
③これを油で揚げます。

カリカリのゴマのかりんとうのようになります。

アレンジとしては、片栗粉+カレー粉をまぶす、ゴマの代わりにスライスアーモンドやピーナッツをまぶすと食べやすくなるでしょう。

<レバーのホイコーロー>
豚レバーでホイコーローを作ります。

①レバーを牛乳に漬けて血抜き&臭み抜きをして、一度さっと茹でます。
②あとは、通常のホイコーローと同様に調理します。

ホイコーローは結構味がしっかりと付いているので、レバーで作っても食べやすいでしょう。

最後に、偏食で悩んでいる人へ

好き嫌いの多かった子も、いろいろな食体験を重ねることで少しずつ食べられる物が増えて行くことが大半です。
神経質になりすぎない程度に、いろいろな料理を試してみると良いでしょう。

作ったものを食べてくれる確率が20%だとしても、100のうちの20%と20の中での20%では全然違います。
ゆっくり改善に向けて頑張っていきましょう!

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